2011年4月10日日曜日

宮城県亘理町に区職員延べ536人を派遣します(平成23年4月12日から)/練馬区

宮城県亘理町に区職員延べ536人を派遣します(平成23年4月12日から)

更新日:2011年4月9日
 区は、東日本大震災で被災した宮城県亘理郡亘理町(わたりちょう)に、避難所運営などを支援する職員を派遣します。
 町内の避難所5か所に3名ずつ、それを統括する現地本部の3名、計18名の職員が、約1週間交代で4回に渡り現地に入ります。

宮城県亘理郡亘理町

宮城県南部の海岸沿いに位置しており、今回の地震と津波により甚大な被害を受けました。死傷者や行方不明者が多数出ています。町役場も被災しており、役場前にプレハブを建て災害対策本部を設置しています。

面積

73.21平方キロメートル

世帯と人口

11,442世帯、35,585人(平成23年2月28日現在)

被災状況

死者238人、行方不明者52人(平成23年4月5日現在)
約3,000世帯、9,200人が被災
がれき量127万トン
亘理町の様子1
津波被害により壊れた建物
亘理町の様子2
住宅地に横たわる漁船

支援内容

亘理町内5か所の避難所の運営を支援します

これまで避難所運営に当たっていた亘理町職員が復興に向けた行政業務に専念できるよう、避難所での避難者対応を練馬区職員が支援します。

物資提供

町から要請のあった物資として、下着(男女各1,000組)を提供します。

派遣期間

4月12日から5月7日
※現地の状況を見ながら、必要に応じて延長します。

派遣人数

延べ536人
(18人ずつ4回に分けて派遣。引継ぎを含め、7日間から8日間)

派遣の経緯

発令式の様子
発令を受ける職員
 練馬区では、実際に被災地ではどんな支援が必要とされているのか、区ができる支援は何かを探るため、平成23年3月30日から4月1日まで、職員を宮城県庁や宮城県社会福祉協議会に派遣しました。
 支援が不足しているとの情報があった県沿岸部南部の自治体に支援を申し出たところ、亘理町から人的支援の要請を受けたため、今回の職員派遣に至りました。
 4月8日には、4月12日に出発する第一次派遣隊の職員に対し発令を行ないました。

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